1月の第2~3週にかけて、
柏市の公立小学校で、
5、6年生の子どもたちのキャリア教育の一環として、
ユメカキ教育を行いました。
それぞれ3時間ずつ、学校の先生たちの声を聞き、
実態に合わせた内容を提供させていただきました。
5年生は、小さな夢を1つかなえる方法を学ぶ
5年生の先生とのお話では、
あまり深く自分の内面を見つめるのは、
まだ難しいのではないかということでした。
そこで、保健の学習にある、
「自分のよさを知る」という内容と、
スマイルスイッチ を中心とした、
未来からの問題解決方法を授業として構成しました。
はじめに、イラストを使った自己紹介で、
自己表現の仕方を知り、
心を整える3ステップで、
気持ちを落ち着け、集中できるコツを学びました。
自己発見ワークを通して、
自分のよさを言語化してからスマイルスイッチ へ臨みました。
スマイルスイッチ は、未来からの行動を考えることで、
身近な問題を解決する手法です。
夢をかなえること1つとして、
小さなことをかなえる体験をしてもらいました。
途中で、頭が疲れた、、、と言った子もいたとか。
それだけ、真剣に考えたんだなあと
嬉しくなりました。
夢を叶えるためには、
*なりたい姿をはっきりさせること
*できたところから行動を考えること
*行動と心をつなぐこと
その3つを体験しながら学んでいただきました。
6年生は、中学生に向けて夢をかなえる方法を学ぶ
6年生のテーマは、どんな中学生になりたいかです。
中学に入学することは、
6年生にとって重大行事でもあり、
期待以上に不安や心配も多いことです。
それを自分の人生の大切なプロセスとして
乗り越えてもらえるよう、
ユメカキキャンバスを使った授業を行いました。
ユメカキキャンバスでは、
1:今の課題やがんばっていること。
2:なりたい姿と、その先に広がる未来や周囲の人のこと。
3:夢を実現したい理由と自分のあり方。
4:夢のために今からできる行動計画と必要なサポート。
を考えながら描いていきます。
途中、想像が難しいところもありますが、
描き終わると、夢に向けた小さな一歩が見える、
夢の設計図が完成するのです。
描きあがったキャンバスを、自由に見ながら、
コメントを書き込んでいくギャラリーウォークでは、
励ましや承認の言葉がたくさんあって、
心が温まる活動になりました。
子どもたちからのコメントで、
付箋に感想を書いて人にあげたことが新鮮だったというものをいただき、
お互いに応援することも、
夢をかなえるためには大切ということも伝えました。
2020年度からキャリア教育本格実施です
校長先生、教頭先生と、
子どもたちの生きる力のために必要なキャリア教育について、
少し話をする時間もありました。
来年から、本格実施となる新学習指導要領。
キャリア教育はその中でも、
大切なものとして位置づけられています。
ユメカキ教育を基本に行うと、
キャリアを考える上で一貫性のある活動ができるという評価を、
先生たちからいただきました。
貴重な機会をいただき、学校へ感謝しています。
子どもが、夢や希望をかなえて、
自分らしく生きられる力をつけられるよう、
これからも、ご縁のある学校さんへ、
出前授業をしていきます。
ユメカキ教育って何?という方はこちらもご覧くださいね。
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