小学校の理科の授業で、
太陽の動きを観察するという実験があります。
「太陽を直接見てはいけない。」と、
小さな頃から言われていますが、
実は、そのことについてよく知らなかったことに気づきました。
太陽を観察する実験をした
小学校の理科で、
太陽の動きを観察する実験をしました。
ねらいは、
太陽が東から西へと動いていることを
知ることです。
子どもにとって、太陽が動く、
ってことは当たり前の環境なので、
どう動いているのか、
そこに規則性があるのかは、
あまり考えていません。
だから、子どもに聞くと、
朝はあっちにあるけど夕方はそっちにある、
という認識です。
それを方角と規則性とを関連づけることが、
この学習です。
子どもたちは、配られた遮光板を手に、
太陽の方向を探していました。
どっちにある?
という問いかけにみんなが一斉に指を差す姿が、
可愛らしかったです。
その中で、違う方向を向いて指を指している子もいて、
この子の心の中をのぞいて見たいわ、
って思っちゃいました。
太陽を直接見ると失明するって本当?
子どもたちは、
太陽を直接見てはいけない、ということは知っていました。
でも、なんでそれがいけないのかは、
曖昧でした。
私も問われると、
そこをきちんと説明できるほど理解ができていませんでした。
太陽を直接見ると失明するよ、
と子どもの頃、言われていたような気がします。
それは本当なのか、
試しに実験したことがありますが、
視力は悪いけど失明はしていないです。
だから、目には悪いかもしれないけど、
すぐに緊急事態になるわけじゃなさそう、
そんな理解でいたのです。
改めて調べてみると、
わかったつもりだと危険だぞということが
わかりました。
太陽を直接見続けると、
ある疾患を引き起こすことになるのです。
太陽を直接見続けると起きる症状~日食網膜症~
日食を直視することで太陽の強い光線が目に入り、
網膜に障害をきたしてしまいます。
その状態を日食網膜症あるいは日光網膜症というそうです。
目に痛みを感じたり、疲労感、めまいが起きたりすることも
あるそうです。
強い可視光線や赤外線が眼底に達し、
網膜に火傷を起こしてしまい、
視野の中心がぼやけ、視力が低下します。
重症の場合は、恒久的な視力低下や失明のおそれもあるということなので、
太陽を直視すると失明する、
は間違いではないようです。
特に、乳幼児や小児、白内障で眼内レンズを挿入している人は、
リスクが高いそうなので、注意が必要です。
条件反射でも、子どもたちが遮光板を使うのは、
リスク回避として重要なことなんです。
知らないと危険、あの道具は使ってはいけない!
私が子どもの頃は、
直接見ちゃいけないけど、
下敷きや、すすをつけたガラスを通して見れば大丈夫、
なんてことを言われていました。
が、実はこれは危険なんだそうです。
他にもフィルム、サングラス、CDなどを通せば、
というのもダメ!!
保証がついた遮光板やグラスでないと、
絶対に見てはいけないんだそうですよ。
本当に、わかったつもりでいるって怖いです。
今回、改めて調べてみて
「太陽を直接見てはいけない」ということを
理解し直したところです。
調べる、大事ですね・・・・。
では、太陽の観察には、どんな道具がいいのでしょうか?
一つは、こちら。
観察用とあります。学校でよく使っているタイプはこちらですね。
「太陽めがねB型 子供用日食グラス」
10個セットで1650円はお得です。
こんなオペラグラスもいいですね。
5倍なので少し大きく見えそうです。
TO-PLAN太陽観察オペラグラス 5倍
今回、子どもたちが、きちんと使い方を守って
観察することができました。
読んでくださり、ありがとうございました。
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