「子どもが生きる力をつけるために親ができること」工藤勇一【感想】

教育・子育て

麹町中学校長の工藤勇一先生の著書

「子どもが生きる力をつけるために親ができること」を読みました。

中学校長として、多くの中学生に関わりつつ、

ご自身も2人のお子さんを育てた経験を元に書かれた

子育て・家庭教育ガイド本だと感じました。

「子どもが生きる力をつけるために親ができること」

by工藤勇一(かんき出版)

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「子どもが生きる力をつけるために親ができること」とはどんな本?

「子どもが生きる力をつけるために親ができること」著者の工藤勇一先生について

著書は、最近教育界を飛び越えて、

ビジネス界でも人気が高い、

千代田区立麹町中学校の工藤勇一校長先生です。

1960年に山形県の鶴岡市に生まれ。

東京理科大学理学部応用数学科を卒業後、

山形県と東京都で公立中学校の教員を務めています。

その後、東京都教育委員会、目黒区教育委員会を歴任し、

新宿区教育委員会では指導課長も経験されています。

2014年から現職とのこと。

現在は、あちこちで引っ張りだこなご様子で、

教育再生実行会議を始め、様々な委員もお務めです。

こちらのプロフィールを拝見すると、

実力のある教員、行政職員だったのだろうなあ、

ということがわかります。

工藤校長先生の他の著書も私は拝読していますが、

おっしゃっていることはとても明確です。

「学校教育の目的」を徹底的に考え、

その目的に沿った活動へと見直していくこと。

宿題廃止、定期考査廃止、頭髪指導なしなど、

公立中学校としては異例とも思える改革を

次々と進めていらっしゃる先生ですが、

その根底にあるのは常に「目的は何か?」を

問い続ける姿勢であり、

それを貫いている先生を、素晴らしいと思っています。

「子どもが生きる力をつけるために親ができること」をざっくり言うとこんな本

子育てで当たり前では?と思われていることを

「子育ての本当の目的」から見直し、

工藤先生の子育て・教育論の視点から、

「生きる力」をつけるために大切なことを論じている本です。

ここで言う「生きる力」とは、

「自ら考え、自ら判断し、自ら行動する資質」と

先生は説いています。

その力をつけるヒントとして、37のメッセージが書かれています。

どこから読んでもいいそうなので、

気になるところを拾い読みするだけでも、

子育て中の親御さんには参考になるかと思います。

「子どもが生きる力をつけるために親ができること」印象に残ったこと3つ紹介

では、私が読んで印象にのこっったことを3つ紹介します。

その1:子どもの主体性を大切に育てよう

本書で書かれていることを貫いている重要なメッセージは、

子どもの「自律」です。

「自律」とは、先の生きる力そのもの、

自分を律する力です。

自ら考え、行動するためには、

その主体性を自分自身で持つ必要があります。

しかし、不本意ながら、

親が一生懸命子どもを守ろう、子どもに良い思いをさせよう、

と思うほど、

親の意思が子どもを縛りつけてしまうこともあるのです。

先生の言葉を借りると、

・手をかけないほど自律する

・思うようには育たない

・どう生きるかは子どもが決めることです

ということ。

子を一人の人間として見ること、

その主体性を発揮できるよう見守ることの

大切さを説いていると感じました。

その2:関係づくりが鍵である

主体性が大切だからといって、

親は子どもをそのまま放っておいていいということではありません。

大切なのは、

どういう関係を築いていくかです。

そのキーワードは「信用」です。

・信用し、信用される関係を作ること

という一文があります。

私も以前、親から言われて痛い思いをしたのが、

「その態度では信用できない」

ということでした。

物事の良し悪しではなく、

私の行動が、信用を得るだけのものではなかったのですね。

まあ、確かに親の目を盗んでコソコソと

悪いことをしていたので仕方ないです。

叱られたのもきつかったけど、

「信用」の2文字はそれ以上に痛かったです。

その3:親だって人間です

親は必死なんですよね。

私も、たくさんの親御さんと接してきたので

わかります。

一部を除いて(詳しくは言いません)、

ほとんどの親御さんは子どものために一生懸命です。

だけど、その中には、

子どもの思いとはちょっとずれていたり、

子どもにとって逆効果だったり、

ということがありました。

それが悪いのではないのです。

親だって人間ですから。

たくさん失敗して、間違えて、

それでも自分がいいと思うことを一生懸命に

やっているのです。

だから、それを、

子どもにもやらせてみたらいいと思うのですよ。

そういう親御さんの子どもたちは、

親の姿勢を見ているので、

一生懸命に育ちます。

工藤先生の言葉をここで紹介すると、

・親はいい加減ぐらいでちょうどいい

この一言は元気が出ますね。

まとめ

「子どもが生きる力をつけるために親ができること」は、

学校の当たり前を、本当の目的から問い直し、

改革してきた工藤勇一先生が著した、

子育て・家庭教育を問い直す本です。

先生の教育・子育て論から、

自分の子育て・家庭教育の当たり前を見直すことができ、

子どもも親も、幸せになる子育てを考えることができます。

「子どもが生きる力をつけるために親ができること」

by工藤勇一(かんき出版)

読んでくださり、ありがとうございました。

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