11月の初旬、
公立小学校のPTA主催の親子活動で、
ユメカキワークショップを行いました。
きっかけは、ある保護者の願い
ユメカキノート 講座は、
キャリア教育のプログラムとして、
多くの実績を作っています。
昨年のある日、一人の保護者が、
その授業を見学にいらっしゃいました。
その方は、授業や子どもたちの様子を見て、
「ぜひ、自分の子どもの学校にも来て欲しい」
と、ユメカキジャパンへラブコールをくださいました。
しかし、学校の授業となると、
学校からの要請がなければ行くことはできません。
担任の先生、校長先生にも訴えたそうですが、
その年度では行うことができませんでした。
しかし、PTAの役員として、
親子活動にユメカキを提案してくださったのです。
そこから、
PTA親子活動で、
親と子が一緒に楽しめるワークができないか、
そういう方向へと話し合いが進んで行ったのです。
念入りに行った打ち合わせと事前準備
初めての打ち合わせは、
ユメカキジャパン代表の松田純先生、松田利恵先生と、
PTA役員さんの間で行われました。
私は、オンラインでその様子を拝見しながら、
内容を一緒に考えさせていただきました。
日程や予算や内容の関係で、
私がこの活動を担当することになりました。
学校にも出向き、
教頭先生へ事前の挨拶、
会場や道具の確認も行い、
希望をすり合わせながら、ワークの内容を決めていきました。
会場、使う道具、保護者や子どもたちへの呼びかけは、
役員さんたちが何回も相談して、
準備をしてくださいました。
保護者の願いとして、
*未来をイメージして行動できるようになって欲しい。
*親子で描いたものを共有し、それぞれの気づきが欲しい。
ということがありました。
そこで、
ユメカキノート 講座のショートバージョンを、
スマイルスイッチワーク に重点を置いて
行うことにしました。
当日まで、何度も連絡を取り合い、
共通認識を深めながら準備を進めていきました。
ユメカキで、約130名の笑顔が体育館にはじけました
当日、蓋をあけたら、
親子合わせて約130名もが集まりました。
体育館に机と椅子を並べ、
親子がぎゅうぎゅうになって座り、
一緒にワークをしていきました。
自己紹介ワークでは、
自分の顔と好きなものなどを描いた
プロフィールシートを見せ合い
お互いについて知る機会となりました。
禅マインドフルネスは、
心を整えるために有効なステップです。
このワークは、むしろ大人が積極的でした。
日頃忙しい、お父さんやお母さん、
自分のために立ち止まる時間も、
なかなかとれないのでしょうね。
少しでも、心を落ち着ける機会になればなあと
思いました
スマイルスイッチ は、
2週間くらいで解決したい課題を
4マスのワークシートにイメージイラストを描きながら、
思考していくワークです。
これは、イラストで頭の中にあることを
見える化すること、
解決した未来から行動を考えることの
大切さを伝えながらワークを進めました。
そして、完成したシートを
参加者が自由に見て歩き、
コメントを記していくギャラリーウォークで、
クライマックスを迎えました。
終わった後は、
みなさんがとても素敵な笑顔を見せてくれて、
それが何よりも嬉しかったです。
子どもの効果は十分に承知していましたが、
保護者が
「ありがとうございました。」
「また来てください。」
と、笑顔で言いに来てくださったことが、
何よりも嬉しく、感動しました。
いただいたアンケートから一部声を紹介します
「いろんな人の悩みやそれを直すための方法、直った後の思いがわかってよかったです、いろんな人に意見をもらって、もっとがんばりたいと思いました。」(女子児童)
「自分の感情などの色々な気持ち、嬉しい気持ちがよくわかったのでとてもよかったです。またとても不安なことがあったので、悩みをしっかり解消できそうでよかったです。」(男子児童)
「良い気分転換になりました。言葉に出す前に、行動を起こす前に、今一度冷静になって考えることを心がけていきたいです。」(保護者)
「子どもと一緒に同じことをするのは久しぶりで、昔を思い出して楽しかったです。自分のこと、子どものこと、新たに知れた気がして嬉しかったです。」(保護者)
一人の保護者の願いからスタートしたこの企画、
役員さんたちのお骨折りもあり、たくさんの笑顔が弾けました。
その実現に関わることができて幸せです。
ご縁がある方達へこれからも夢を届けていきたいと思います。
読んでくださり、ありがとうございました。
小中学校のキャリア教育、親子活動でのユメカキワークは、
ユメカキジャパンのサイトからお問い合わせください。
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